良いシャンプーの判断基準。

お客様とお話をしていて

『いいシャンプー買ったのに毛がカサカサする』

とおっしゃっておりました。

一般的にいいシャンプー使うと

髪が良くなるって感じです。

髪が良くなっていると感じる

判断基準って皆さん大体そうだとそうだと

思うんですが、手触りですよね。

そのあと艶感。

一回で手触りが良くなった＝いいシャンプー

という事ですね。

これって正解なんでしょうか？

正解といえば正解なんですが

手触りは確かに最重要な部分です。

しかし手触り良くしようとすれば

手触りいいものを入れればいいんですね。

配合の問題です。

ザラザラした表面を平らにするものですね。

よく耳にすると思うんですが

代表的なものがシリコンですね。

最近ノンシリコンシャンプーも一般的に

なりドラッグストアなどで売っています。

名前は違いますがシリコンに似たものが

いっぱいあります。

これらのものは即効性があるんです。

一回使うあっという間にザラザラを埋める。

そりゃ、手触り良くなるに決まってます。

この手のものって何か月か使っていると

ある時なんか違うなって、なるときがあるんです。

髪の表面のザラザラを埋めている被膜が

厚くなりすぎてゴワゴワベタベタしてくるんです。

即効性を求めた代償ですね。

ほんとにいいシャンプーって初めはそんなに

って感じでも、長く使っていても変な感じに

ならないんですね。手触りが悪いって訳では

ないですよ。

むしろ少しずつ髪が

良い状態にもどっていくような感じです。

もちろん完全に健康毛に戻る訳はないんですが。

即効性をもとめるより長いスパンで良くしていく

又は良くなっていく。

こういうものがいいシャンプーだと思います。

うちにはそういうシャンプーが多いです。

 

ただし、良いシャンプーだからと言って気に入る

手触り感になるとは限りません。

数か月使ってもなんかいまいちだと感じるようでしたら

ほかの物に変えた方が良いです。

これ言っちゃうと美容師としてどうなのかって

感じなんですが、

最終的には好みの問題、主観がほとんどをしめますので

気に入ったものを使うのが一番いいです。

この記事を書いた人

池下 裕之
兵庫県川西市出身　兵庫県立川西緑台高校卒　ベルェベル美容専門学校卒
２店舗を経て２００７年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。

Recommended