ダメージ抑えてダブルカラー。

がっつり明るく行きたいけど

ダメージが気になる。

かなりハイレベルの明るさを求めて

おられたのですが、その場合ブリーチを

してからのカラーリング、要はダブルカラー

になります。

しかし、そのお客様は縮毛矯正をされているのと

やはり色持ちが気になるとの事でした。

確かにブリーチして一度、金髪にしてからだと

とて透明感のある色味が入ります。

グレージュとか言って淡いカラーリングが

流行っておるようですが、この系統の

色をすると、1か月もしないうちに

金髪に戻ってきます。色落ちが早いんですね。

元が金髪であるが故に。

それが嫌なんだそうです。でも明るく鮮やかな色を

入れたいと悩んでおられる訳です。

私もいろいろ考えて、こういうのはどう？

と提案してみました。

で結果こんな感じです。

色味はオレンジです。

ちょっと写真が暗いですが

実際はかなり明るく鮮やかです。

一度、毛染めで一番明るい色をしてからの

オレンジを濃いめに入れて鮮やかさを出す。

ベースの明るさが金髪までいっていないので

色が抜けても結構明るい茶色どまりです。

色を明るくする事と、色を入れて染める事を

別々にするとかなり鮮やかに明るく染める事が

可能です。１回染めでは出ない鮮やかさですね。

ダメージもブリーチ剤を使用していないので

かなり抑えられております。

希望の色味がオレンジだったのでこれで

問題なかったですが、アッシュなどの寒色系を

希望される場合はやはりブリーチが必要ですね。

ベースに赤みが残るとかなり濃いめに色を入れないと

寒色系の色味が見えにくいんで。

赤みを消そうと濃く入れすぎると暗くなるだけです。

 

 

 

この記事を書いた人

池下 裕之
兵庫県川西市出身　兵庫県立川西緑台高校卒　ベルェベル美容専門学校卒
２店舗を経て２００７年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。

Recommended