髪はドライヤーで・・・。

『最近髪を乾かさずに寝てるんだけど

なんかそっちの方が髪の調子いいように

思うんだけど、髪ってドライヤーで

乾かさなきゃいけないの？』

とお客様がおっしゃいました。

 

そもそも、なぜ乾かした方がいいのかって

ところなんですが、

髪は濡れると強度が落ちます。

柔らかくなるんですね。

乾いている時の方が強度は上がります。

寝ると髪が枕と頭にはさまれこすれます。

物理的な負荷がかかるんです。

要は髪を引っ張っているのと

同じような状態になってしまうことがあるのです。

この時に濡れて強度が落ちている髪だと

無理に伸びてしまい乾いたときに普通の状態

ではなくなってしまいます。

糸を爪でひっかくように引っ張ると

くるくるとカールしますよね。

あんな状態が髪に起きます。

それと

髪の表面のキューティクルが少し開きます。

キューティクルって魚の鱗のような状態で

髪の表面にくっついているんですが

これが水分で少しだけ起き上がります。

その状態で髪同士がこすれあうと

キューティクルが剥がれてしまいます。

キューティクルが剥がれるとダメージが

出やすくなってしまいます。

髪が乾いているとこのような影響は

受けにくくなります。

これが乾かした方が良いですよって

理由なんです。

濡れた状態で長時間置いていると

傷んでしまうから、すぐに乾かさなきゃいけない

と思っておられる方多いと思うんですが

これは間違いです。

髪は水で濡らしたぐらいでは傷みません。

海水とかは別ですよ。

 

すでに、お気づきの方もおられると思いますが、

乾いておけばいいんです。

自然乾燥でもいいんです。

ドライヤーで乾かさなくても問題ないんです。

ただし、くせ毛の方だと自然乾燥でやって

しまうと髪がまとまらないですよね。

そんな方はドライヤーで髪を整えながら

乾かした方がいいですね。

 

 

髪をドライヤーで乾かした方がいいと

いうのは、濡れたままで寝ちゃ髪に負担が

かかりますよって事なんです。

一刻も早く乾かさなきゃいけない。

濡れたままで長時間放置していても

髪の健康に影響することはございません。

髪の強度を上げるために乾けばいいんです。

夏場とか気温が高いければ、

髪が短い方なら小一時間で勝手に乾きます。

どんな方法でも乾いていればOKです。

 

 

 

 

この記事を書いた人

池下 裕之
兵庫県川西市出身　兵庫県立川西緑台高校卒　ベルェベル美容専門学校卒
２店舗を経て２００７年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。

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