髪は極論を言ってしまうと
何もしないのが一番です。
カラーもしない。
パーマもしない。
そうするとほぼダメージは出ません。
ドライヤーやシャンプーなどの
ごく少ないダメージのみになります。
でもそんな訳にはいかない方
たくさんいらっしゃいます。
なので、ダメージを出さないようにする事が
一番のポイントになってきます。
カラーは明るくしたい、でもダメージは出さないで、
なんてのは夢のような話です。
カラーをして何もしなくても髪がツヤツヤの
方もおられます。これは元の髪質が
とんでもなく良くて多少のダメージが出ても
見た目も手触りもさほど変わらない方です。
もしくは、いろいろと気にかけて
髪に手をかけておられる方です。
ほとんどの方が後者です。
元々の髪質が異常にきれいな方って
そんなにいるものではございません。
日本人の8割ほどは、そこそこのくせ毛を
お持ちの方です。実は直毛の方って非常に
珍しいのです。ご自身で直毛だと思って
いらっしゃる方でも、私ども美容師が髪を
拝見するとほとんどの方にくせがあることが
わかります。そこにカラーやパーマなどが
加わるとパサつきや手触りの悪さなどが
現われてきます。
そもそも髪は形を変える(パーマ)
色を変える(カラー)などをすると
確実にダメージは出ます。
カラーでもヘナ系やヘアマニキュアなど
例外もございますが。
そりゃ何もしないのが髪の一番いい状態
を保てるのは当然なんです。
ただ、見た目と健康な髪が比例している
訳ではないんです。きれいな髪ってどんなの?
と聞かれると、大体の方がシャンプーのCM
のようなサラサラでツヤツヤ、風になびく
ような髪を想像されると思います。
しかし、仮にCMのモデルさんの髪が
明らかにカラーをしている風であれば
黒髪のまんまでカラーもしていないけど
くせのせいで見た目がパサパサしてる方
よりも確実に傷んでいる訳です。
見た目と実際の健康状態、これには
少し隔たりがあります。
なのでダメージは覚悟で何かをする必要が
出てくる訳なんです。
何かをしてからダメージをケアする事より
何かをするなダメージを限りなく抑える事が
難しいのですが、ずっと重要なのです。
この記事を書いた人
- 兵庫県川西市出身 兵庫県立川西緑台高校卒 ベルェベル美容専門学校卒
2店舗を経て2007年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。
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