あれから23年。

阪神淡路大震災から23年が経ちました。

当時、私は二十歳で実家のある

兵庫県川西市に住んでいました。

まだ１５日が成人の日で

私は式には仕事で参加しなかったのですが

仕事終わりに友達と合流して遊んでいました。

その２日後の早朝ですね。

その日はもちろん仕事だったのですが

朝からの激しい揺れで目が覚めました。

激しく長時間揺れるので寝れないんですね。

その時は地震の経験なんてなく怖さも

全くなかったんですね。

ただ仕事があるので寝たいので

早く揺れ収まらないかなと思っていた

だけでしたね。その後も余震が続き

あまり寝れなくて起きる時間がきて

しまいました。起きて家族と

よく揺れたねなんて話しておりました。

確か川西市は震度5程度だったと思います。

食器が少しだけ落ちて割れていたそうです。

家は全く問題なくライフラインも全く問題なし。

朝にテレビとか一切見ない家族だったので

普通に朝食食べていつもの時間に家を出たのです。

少し走ると大きな国道に出るのですが

そこの信号が動いていないんですね。

なんかおかしいな？と思い

勤めていたお店に着くと先に来ていた

先輩たちが大丈夫だったか？と

血相変えて言ってくるんです。

何言ってるんやろ？なんて思っておりました。

お店は停電しており仕事はできない状態で

自宅待機という事で帰ったんですね。

で、家に帰って初めてテレビで神戸の

現状を知ることになるんです。

驚きましたね。

実は震災の直後に私神戸に行ったんです。

高速道路は倒れているし、家はつぶれているし

漠然と戦争とか起きたらこんな感じに

なってしまうんだろうなと、ショックを受けた

事を憶えています。

震災の当日に私の友達が神戸にいたんです。

体が浮いたそうです。もう動けなかったと。

揺れが止まり外へ出ると

まだ暗かったんですが、日が出てくると

周りの状況が見えてきて驚いたそうです。

急いでバイクに乗って川西に帰って

来たんですが走りながら神戸の風景見て

泣きながら帰って来たそうです。

もうダメだと。

帰ってくると大した事になっていなかった

んですがね。

 

あれから２３年、早いものです。

地震は来ると言われておりますが

願わくば起きてほしくないです。

 

 

この記事を書いた人

池下 裕之
兵庫県川西市出身　兵庫県立川西緑台高校卒　ベルェベル美容専門学校卒
２店舗を経て２００７年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。

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