本当は問題あるんでしょうが。

うちの材料費のコストは

開業以来うなぎのぼりです。

売り上げがうなぎのぼりなら

大変うれしいのですが

コストがうなぎのぼりなんです。

経営者としてはだめなんでしょうが

美容師としてはこれが当たり前だと

思っています。

 

さて、うちの材料コストなんですが

他の店に比べて非常に高いです。

なぜそんなことが解るのか？

毎月、私が税理士さんに怒られるんです。

うちがお願いしている会計事務所は

他に何件も美容室を担当しているんです

がその中でも、うちは突出してコストが

かかっていると、お叱りを受けるんです。

でもね、私、それ聞いてほっとするんです。

他のお店よりお客様にしっかり良いものを

提供出来ているんだと。

美容室ですから、カットやパーマ、カラー

などの技術を提供してお金を頂くんですが、

そこで使う薬剤は日々進歩しているんです。

メーカーさん必死になって色々考えて

ますからね。そりゃ良い物どんどん

出てくるんです。

たまにろくでもない物もありますが。

良い物知ってしまうと

『これ、○○さんに使ったらいいんじゃ

ないかな？』とか考える訳です。

でもコストかかるな。

何て考えて使わない美容室と

即決で使う美容室、

お客様のためを思っているの

どっちだと思います？

圧倒的に、即決で使う美容室ですよね。

うちは、後者の方です。

つい先日も、いい物が見つかり

即、注文致しました。

少しの改善でもいいんです。

塵も積もれば山となりますから。

 

当店の主力商品の

アルマダスタイルＭ3.5なんかは

たっぷりかけると効果上がると

すでに解っているんで、

解っていながら

コスト上がるからちょっとだけ

なんて出来ないですもん。

だからコストぐんぐん上がっていくんです。

でもね、これをしたいから独立したんです。

 

美容師の勝手なこだわりかもしれませんが

なんか違うね。とお客様に言って

頂くのが何よりの幸せでございます。

 

コストカットは『無駄使いをするな』

で攻めている美容室valoreでございます。

この記事を書いた人

池下 裕之
兵庫県川西市出身　兵庫県立川西緑台高校卒　ベルェベル美容専門学校卒
２店舗を経て２００７年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。

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