ホームカラーの染めむら。

自宅でカラーされている方は

やはり染めむらが出ている事が

多いですね。

染まっているところとそうでないところ。

これって、ダメージにも村が出ている

事になります。

白髪染めをされている方は、一番気に

なる部分、やはり顔まわりの生えぎわ

と分け目の部分ですね。

このあたりの髪が異常に傷んでくるんです。

後ろの中なんかは全く染めていないので

超健康毛なんです。ショートの方より

比較的に髪が長い方に顕著に表れます。

もともと市販されているカラー材は

パワーがあるんです。

誰でもきっちり染まるように作ってあるんです。

美容室のカラー材は、専門の知識を持っている

美容師が使うので、パワーは強い物から

弱いものまでそろっています。

ホームカラーの場合、買ってきたカラーで

染めるので、それで染めるしか方法ないんですね。

常にフルパワー。ダメージ出ていようが毛が切れそう

であろうが、フルパワー。それに伴ってダメージも

大きく出ます。いくらCMなどでなんちゃらオイル

配合でとか言っても根本は一切変わらないので、

やはりパワーがあるものは髪に負担をかけます。

美容室は、全部そろっているので

根元はこれで、毛先はこれでと変えられるんです。

負担がかからずに染まるようにに調整するんです。

 

自宅でこれをしようと思うと

根元の新しく生えてきて白髪が

目立ってきている部分はそのまま染めます。

で、もうすでに染まっている毛先の部分は

パワー落とすために家にある

リンスやトリートメントを先につけておくんです。

手順としたら、まずダメージ部分とこれ以上

染める必要のない部分にリンストリートメントを

つけます。ざっくりで大丈夫です。

そのあとにカラー剤を塗布です。

カラー剤をつける必要がない部分は

できるだけカラー剤はつかないように

注意してください。

付いてしまっても、先にリンスなどを

塗っているので、フルパワーで染まりません

減力してくれます。

これで毛先への負担はかなり減らせます。

 

こないだこれをご新規様に説明したところ

『ここでカラーしてくださいって言わないのね。』

と言われました。

本音言うと、うちでしてほしいんですけどね。

確実にきれいになるので。

でも、ホームカラーされる方は

時間がなかったり、自宅で気軽に

染めれるのがいいからそれをするわけで。

結果として、お客様の髪が綺麗になってくれれば

うちとしてはうれしいので。

ダメージが激しいと長さを切らなきゃ

いけなくなるし、パーマかけたいけど

傷みすぎて綺麗にかかってくれないし

あんまりいいことないんです。

髪が健康で綺麗だといろいろな事も

できるようになるので。

 

 

この記事を書いた人

池下 裕之
兵庫県川西市出身　兵庫県立川西緑台高校卒　ベルェベル美容専門学校卒
２店舗を経て２００７年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。

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