カラー剤の中身ってご存知ですか?
一般的なカラーの場合
1剤と2剤に分かれており、これらを
混ぜて使用します。
2剤に関しては、間違えなく過酸化水素水
何ですが、1剤っていったい何入ってんの?
ってことなんですが、
ざっと言いますと
染料、脱色剤、アルカリ剤なんです。
染料はそのままですね。色です。
脱色剤は髪を茶色く染める場合は不可欠です。
アルカリ剤はキューティクルが通常閉じている
のでそれを開ける役割をします。髪の内部に
染料と脱色剤を入れないと染まんないですからね。
この3つで染めるんですが、1剤の中にこの3つが
入っている割合って10%以下なんですね。
じゃあ残りの90%ほどは何かといいますと
安定剤や保湿剤、平たく言うと
トリートメントなんですね。
実は、カラー剤の中身は
ほとんどトリートメントなんです。
逆に言うと10%程度、染まるものが入っていれば
髪は染まるってことなんですね。
よく広告などで90%オーガニック成分配合カラー
なんてうたい文句みますが
一般的に使われているクリーム状のカラー剤って
90%はトリートメントなんです。
オーガニックであろうがハーブであろうが
アルカリカラーは10%が染まるもので
90%はそれ以外の物です。
全部そんな感じです。
この記事を書いた人
- 兵庫県川西市出身 兵庫県立川西緑台高校卒 ベルェベル美容専門学校卒
2店舗を経て2007年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。
最近の記事
- 2024.11.01バローレ池下のこっそり独り言11月です。
- 2024.10.01バローレ池下のこっそり独り言10月です。
- 2024.09.01バローレ池下のこっそり独り言9月です。
- 2024.08.01バローレ池下のこっそり独り言8月です。