サラサラなんですけど。

うちで縮毛矯正されている方に

『サラサラやから髪傷んでないよね？』

と、聞かれました。

その方、ここ2年ほど縮毛矯正をされていて

それまでは、くせ毛の状態にマニキュアを

されていただけの状態だったんです。

当時は、結構ボリューム出ていたのですが

今は縮毛矯正をしているので

すっかりボリュームも抑えられ

サラサラの髪になっているのです。

で、傷んでないよね？と聞かれ

サラサラな手触りで髪自体も艶やかで

非常にいい状態なんですが

厳密にいうと、以前の縮毛矯正していなかった

時より傷んでいます。と、答えました。

やっぱり、やっていることは縮毛矯正なので

まったく傷んでいない訳はないのです。

手触りや艶感だけで言うと、矯正後の

方が断然、きれいなんです。

ただ、髪が傷んでいる、傷んでいない

の判断だと、やはり何もしていなかった

頃の髪との比較だと傷んでいるんです。

その方は、相対的に見ると抜群に髪が

きれいなんですよ。

やっぱり、縮毛矯正やパーマ、

明るくするカラーリング（白髪染めも含む）

の場合、髪の内部を抜いたり、切ったり

しているので少なからずダメージが出ます。

ダメージが出るのを理解したうえでの施術

となるんです。いかにして何もしていない

超健康毛に対してダメージを抑えて施術

していくかが最大のポイントになります。

何もしていない髪が手触りなどにかかわらず

健康なのは間違えないんです。

実際の手触りが良いからと言って

その手触りと髪の健康状態が必ず

比例するとは限らないんです。

 

たまーに髪を金髪にしても

サラサラの人いますからね。

ダメージはかなり出ているはずなんですが

髪がつやつやでサラサラなんです。

傷んで見えないんですね。

持って生まれたものなんでしょうね。

このような方は親に感謝です。

この記事を書いた人

池下 裕之
兵庫県川西市出身　兵庫県立川西緑台高校卒　ベルェベル美容専門学校卒
２店舗を経て２００７年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。

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