一般的なカラーリングの場合
染色、脱色を同時に行います。
色を抜いて、色を入れる作業を
カラー剤がしているんです。
ダメージが出るのは
抜く作業をしている時に起きます。
色を抜くといっても、
実際に引っこ抜いている訳ではなく、
メラニン色素を破壊しているんです。
同時にダメージが出る。
で、上から色素を入れるんです。
入れるだけの場合、ほとんど髪に
負担はかかりません。
ヘナなどは髪に色を入れる
作業しかしないので
髪の内部の密度が上がり
ハリコシが出るといわれております。
単純に考えて、髪の内部に物を入れるだけなら
パンパンになってしっかりするような
イメージはできると思います。
うちではピアンタカラー(ハーブカラー)も
この入れるだけの部類に入ります。
つやが出ていい感じになります。
欠点は明るくできないんですね。
抜く作業をしないので。
入れる作業しかしないカラーで
明るく見える場合、白髪の量が多い
場合しかそうならないのです。
黒髪の色は抜いてないので
色を上からたしても黒いまま。
パーマなんかもかなりダメージは
テクニックで抑えられるようになりましたが
結合を切る、つなげる、これは変わらない
ので切る時に少々髪に負担がかかります。
抜く。切る。などの作業をする場合
少なからずダメージが出るのは
避けられないです。
そもそも、ダメージが出るからこその
対応をしているんです。
ダメージが出ないパーマや
ダメージが出ないカラー(明るくするやつ)
なんてないのです。
ダメージが出ないって言い切ってしまっている
ところはその時点で、
あーー、それ以上はしないんだな
と思ってもらった方が賢明です。
この記事を書いた人
- 兵庫県川西市出身 兵庫県立川西緑台高校卒 ベルェベル美容専門学校卒
2店舗を経て2007年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。
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