髪のダメージは大きく分けて
2種類あります。
化学的なダメージと
物理的なダメージです。
まず科学的なダメージは
パーマやカラーで傷んだものです。
主に乾燥の状態になっていきます。
パサパサになるってことです。
もう一つは
物理的なダメージです。
ドライヤーやアイロンの熱の
ダメージをこれになります。
これも乾燥の状態になっていきます。
実は物理的なダメージにには
もう一つ厄介なものがあります。
引っ張る事によって出来てしまう
ちぢれです。
普通の状態の髪がこれ
ちょっとカーブしてますが
健康な髪です。
これを濡らして結構な力で引っ張り
そのまま自然乾燥したのがこれです。
ちょっと怪しい雰囲気になりましたが
上と下は同一の髪を撮影しています。
すごくちぢれます。
髪は濡れると強度が落ちるんですね。
特に縦方向の力には弱いんです。
なので濡れている状態で
絡まった髪を梳かすとき引っ張りすぎると
このような状態になります。
まとめて髪を引っ張っても
問題ないのですが、一本とか二本
とかの絡まりを梳かすときに
おきやすくなります。
こうなると後は悪循環。
縮れた髪がまた他と絡まって
梳かすときにまた縮れた毛が出来る。
という具合に。
もうカットするしかなくなります。
カールアイロンなどを使っていて
少し引っ掛かりがあるのに
無理に使っていても同様の
状態になります。
毛羽立ったような毛先がたくさんあり
絡まりが気になる方には
渾身のカットでその部分だけ
取り除きます。
勝手にやるのでお客様はいつものように
座っているだけでOKです。
この記事を書いた人
- 兵庫県川西市出身 兵庫県立川西緑台高校卒 ベルェベル美容専門学校卒
2店舗を経て2007年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。
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