最近、カラー専門店が多くなって
きていますね。
染めて、シャンプーしてくれて
あとは自分で乾かしてスタイリング
して帰る、って感じの。
この専門って部分なんですが、
カラーに専門性を持っている
美容師がいる美容室。と
勘違いされている方、
結構いると思います。
現に、何人かのお客様に
質問されましたから。
この、格安、セルフスタイリングの
カラー専門店の専門は
ONLYの方の専門。
カラー剤の種類が一つしかない。
の方の専門です。
いわゆるアルカリカラーしか
置いていない所がほとんどです。
マニキュア、ヘナ、ハーブカラー
もっと言うと
ウィービング、ダブルカラーなどの
特殊な技術は一切ないです。
カラーの技術って、美容師になって
かなり早い段階で覚えます。
なぜか?
カラー剤を塗布すること自体は
そんなに難しくはないんですね。
塗布パターンを覚えて
いかにきれいに正確に早く
塗布するかだけですから。
自宅でカラーされてる方、
多いですもんね。
カラーで最も難しいのは
お客様それぞれに合わせて
カラー剤を選択し、調合することです。
ダメージがある人、染まりにくい人、
赤みが出やすい人、様々です。
100人いれば100通りの
選択、調合があります。
同じお客様が
『いつもと一緒で』
とおっしゃっても
いつもと同じ色に仕上がるように
微調整しているんです。
いつもと一緒だから
調合もいつもと一緒って
訳ではないんですね。
これを時間かけて勉強して
経験して覚えていくのです。
ですから、大型店になると
アシスタントが
スタイリストに指示を受けて
塗布できるんですね。
当店ではスタイリストしか
塗布しないですが。
話しを戻すと
当店のような一般のサロンのほうが
カラーメニューの種類も豊富ですし
専門的な知識も持っていると
思っています。
うちはカラーメニューの種類でも
ざっと5種類ありますから。
これを組み合わせるともっと
多くなります。例えば
根元はしっかり染まる
アルカリカラーで
毛先はダメージ重視の
ヘナやハーブカラーで
染めたり。
あちらの専門は
それしかしない
もしくはできない
ONLY、一つしかない
の方の『専門』。
当店は
豊富な知識
豊富な経験
豊富な技術
specialist、スペシャリスト
の方の『専門』。
御間違えないように。
カラー専門店を否定しているのでは
ないので、誤解のないよう。
この記事を書いた人
- 兵庫県川西市出身 兵庫県立川西緑台高校卒 ベルェベル美容専門学校卒
2店舗を経て2007年ここ富田林市にvaloreをオープンさせる。
コンテスト受賞経験有、ロンドン留学経験有。
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